器の大きさとは人としての大きさであり人間力です。
器シリーズ、今日は4つ目の方法についてお話ししたいと思います
4つ目は「人を許す」です。
あなたには許せない人はいますか?
親だったり、配偶者だったり、上司だったり…
相手は誰であり、器の小さな人の口ぐせの一つとして
挙げられるのが「許せない!」ではないかと私は思います。
器が小さいから相手のちょっとしたことでも
受け止めることができずにイライラしてしまうのです。
酷いことを言われたり、された時のことを
思い出すたびにイライラしたり、
許せないという被害者意識を持つことで、
決して幸せにはなれません。
例えば、テレビドラマの復讐劇のヒロインは
いつも不幸を背負っていますよね。
人を怨んで、復讐のために生き、誰も愛さない…
それってすごく人生をムダにしているとしか思いませんか?
「許せない」というのはできないのではなく、
「許したくないから」であり、
許したら「自分が負ける」とか「損をする」などと
思えば思うほど相手が許せなくなるのです。
人を許せないでいると、
その人にイライラさせられたことや、
怒りなどの感情を何度も思い出すことになりますし、
このネガティブな感情は、
マイナスのエネルギーですので
持ち続けることで自分自身の健康状態を
悪化させることにもなります。
許せない相手を怨んで、毎日眠れなくても
相手はグッスリ眠っています。
悔しくて食欲がなくても、
相手はちゃんと食事を摂っています。
そう考えると、損をしているのは自分自身なのです。
そもそも人を許せない人は
自分自身を許せていない人なのです。
他人に対して思った感情やマイナスなエネルギーは
必ず自分に対して跳ね返ってきます。
ですから、反対に人を許せる人は
心が豊かになり、幸せになれるのです。
許すことは幸せになるための一歩なのです。
☆今日の一言☆
The weak can never forgive.
Forgiveness is the attribute of the strong.
弱者は許すことができません。
強い者だけが人を許すことができるのです。(ガンジー)
人を許し、器を大きくし、幸せになりたいですね。