前回、人間関係を良くするためには
「自分の感情に責任を持つ」
ということをお話ししましたが、
今日はまず質問からいきたいと思います。
あなたはどんな時に相手に対して嫌な感情を持ちますか?
私は自分のやっていることや言動に対して
批判や否定された時に
相手に対して負の感情を持ちます。
もちろん言われ方にもよりますが、
例えば、一生懸命取り組んでいることに対して
「あなたのやっていることは意味がない」とか
「あなたは間違っている」
「そんなのやっても無駄だと思う」などと
言われたりするとなんだかガックリしますよね。
否定するといっても、
「あなたのやっていることは◯◯だけど、
もう少しこうしたらもっと良くなると私は思う」
などという励ましの言葉でしたら、
ありがたく感じますが、
人は誰でも認められたいという欲求を持っていますから、
批判を受けたり否定的なことを言われると
その人に対して不信感や嫌悪感を持つようになります。
あなたも自分のことを認めてくれない人とは
一緒にいたいとは思いませんよね。
また、「あなたは◯◯してくれない」などのように、
「あなた」が主語になってしまうと、
どうしても否定的な発言に聞こえてしまいます。
これを心理学用語では「You」メッセージといいますが、
そんな時は
「私はあなたに◯◯して欲しい」や
「私はこう思います」などという
「私」を主語にした「I」メッセージを心がけましょう。
そうすることで自分の気持ちや考えを
相手に伝える時に、自分の発言に責任を持つようになります。
自分にとっては正しいと思えることでも、
第三者から見たら違うと思えることがあるかもしれません。
また、自分が間違っていると思えても、
相手から見たら正しいのかもしれません。
それぞれ考えが違うのですから、
自分目線で相手を批判したり
相手を否定することは避けたいものですね。
☆今日の一言☆
I am right. You are right as well.
あなたも私も正しい
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